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マカオ

概要

マカオは、中国大陸南岸の珠江河口に位置する特別行政地区で、大陸につながるマカオ半島と、その南に位置するタイパ島、コロアン島からなります。河口を挟んだ対岸には香港が位置しています。

約400年前からポルトガル人が居留し、約100年前から1999年までポルトガルの海外領土であったことから、東洋・西洋の歴史や宗教、文化が混ざり合い、マカオ独自の文化が発展しています。

またその背景から、歴史地区には16、17世紀以降に建立された教会などの西洋建築が今も数多く残存しており、世界遺産に指定されている建築物も少なくありません。

現在では、マカオ半島やタイパ島を中心に数多くの統合型リゾート施設(IR)が立ち並び「東洋のラスベガス」とも呼ばれ、中国本土や香港、周辺のアジア地域から数多くの観光客が訪れるようになっています。

食文化においては、中国料理やポルトガル料理、またそれらが融合した独自のマカオ料理が発展しており、2017年に「ユネスコ創造都市ネットワーク」の食文化部門の認定都市とされるなど、美食の街としても注目されています。

マカオはその立地から、歴史的遺跡、カジノやホテル、ショッピングモールを含むリゾート施設、レストランなどが狭いエリアに凝縮しているため、短期間で観光を楽しむ弾丸旅行にもオススメです。

2018年にはマカオと香港をつなぐ港珠澳大橋が開通し、香港経由でのアクセスがさらに容易になりました。香港国際空港からお乗り継ぎの要領で直接マカオ行きのバスにご搭乗が可能です。香港旅行と合わせてマカオまで足を延ばし、香港とはまた違った東西の融合した文化を楽しんでみてはいかがですか?

エリア

マカオは、マカオ半島、タイパ、コタイ、コロアンの4つの地区にわかれています。それぞれの地区で、世界遺産やきらびやかな娯楽、リゾートを楽しむなど、特徴がわかれており、香港の50分の1の広さながらも、歴史と現代・西洋と東洋の文化をお楽しみいただけます。

マカオ半島

30もの世界遺産の全てが集まるマカオの主要エリアです。22の建造物と8つの広場が登録されており、約2㎞の四方に集まっているため散策をしながら1日で全てを見ることも可能となっています。セナド広場周辺ではレストランやカフェも多く、休憩にもおすすめです。

タイパ

マカオ市民の住宅地として開発が進み、高層ビルが立ち並ぶ一方、ポルトガル式のパステルカラーの建築物やノスタルジックな寺院が共存する街です。 タイパ・ヴィレッジのメインストリートは通称グルメストリートとも呼ばれ、食べ歩きもの最適です。

コタイ

かつて、タイパとコロアンの間にあった海を埋め立ててできた広大なエリアは、ラスベガスをモデルに開発が進み、ホテルやカジノが立ち並ぶきらびやかな娯楽エリアとなりました。夜になると色とりどりのイルミネーションに包まれゴージャスな空間を満喫できます。

コロアン

マカオの最南端に位置する、青い海と自然が美しいリゾートエリアです。かつて漁港として栄えた面影の残る小さな村で、現地人の生活が息づくゆったりとした雰囲気のが魅力の街は、潮風を感じながらのんびりとお散歩をするのに最適です。

見どころ

世界遺産にカジノ、グルメや買い物、ノスタルジックな街の散策など、多彩な魅力の凝縮されたマカオでは、古今東西の文化と歴史と最新の娯楽まで、余すところなく楽しむことができます。

セナド広場

歴史市街地区として、旧市街地が世界遺産に登録されるマカオを代表する広場です。1993年にポルトガルの敷石職人によって手掛けられた、波模様の美しいタイルが印象的な石畳にクラシカルな建物が立ち並び、周辺にはレストランや観光案内所があります。

官也街

タイパの中でも最も賑やかな通りです。100Mほどの短い路地には、レストランやお土産屋などのショップがぎっしり並んでおり、食べ歩きをしながらローカル雰囲気を満喫できます。

ギャラクシー・マカオ

5つの五つ星ホテルが集結し、ホテルやカジノ、ショッピング以外にも人工ビーチやスパでなどリゾートとしても欲張りに満喫できる大型施設です。「フォーチュン・マカオ」などのではリゾート内で無料のショーも行っており、もはや一つのエンターテイメント都市ともいえるような施設です。

交通アクセス

香港とマカオ間の移動は、フェリーとシャトルバスがあります。

マカオ市内での移動手段としては公共バス、無料シャトルバス、タクシー、貸し切りチャーター車があります。また、タイパ島内にはLRT(軽鉄道)もあります。

マカオのバスは路線が多く複雑に感じるかもしれませんが、運賃は現金払いの場合、一回の乗車で一律6パタカ(またが6香港ドル)となります。車内ではお釣りは出ませんので、乗車前に小銭を用意しておくと便利です。

無料シャトルバスは、ホテルと空港、フェリー乗り場などをつなぐバスが、各ホテルやカジノが運行していることがあるので、施設の公式サイトで路線を確認してみましょう。